DVDのレンタルに取って代わって動画の楽しみ方の定番となった【定額制動画配信サービス】-・・・これは【VODサービス】とも呼ばれています。
「VOD」とは「ビデオ・オン・デマンド」の略で、「デマンド」には「需要」という意味があります。
近頃のマーケティング指向の中では需要が生まれたときにすぐに消費者に届ける・・・というモットーが主流になっていて、わかりやすく言うと【見たいときにいつでも・すぐに動画を見ることができる!】というのがVODサービスです。
何らかのVODサービスに会員登録をしているという人は全体の26.9%、20代に絞っての調査では37.4%にものぼっています。(みんなのランキング 2020年度版より)
2021年2月現在、利用者の増加に伴ってVODサービスの種類はすべて合わせると実に50種類近くまで増えてきています。
これほど多くなってくるとどれを選べばいいのかの判断が難しいし、気になったものを片っ端から試してみる・・・というのも現実的ではありません。
早い段階で自分にピッタリはまるサービスを見つけたいですよね。要はある程度絞ったほうがいいということです。
さて、今回はそんなこんなでVODサービス選びに悩んでいる人向けに利用者数も多い人気のVODサービスの中から使い勝手・料金面・動画の豊富さなどの観点からおすすめできるサービス7つをピックアップしてみました。
人によって大事にしたいポイントは違うと思うのでこれが一番おすすめ!とは一概には言い難いのですが、少しでも動画配信サービス選びの手助けとなれれば幸いです。
VODサービスってなに?
VODサービスとは定額制動画配信サービスのことです。すごく噛み砕いて言うと【毎月決まった料金を支払えば会員として扱われ、サービスを無制限で利用することができる】動画視聴サイトのことです。
VODサービスの醍醐味は見放題動画で、月額料金さえ支払っていれば多くの動画を追加料金なしで楽しむことができます(=見放題サービス)。
ただし見放題動画としてラインナップされているのはほとんどの場合映画で言えば準新作・旧作で、最新作や新作は別途レンタル作品や購入作品として別途追加料金が掛かることが多いです。
一方で国内ドラマやバラエティ番組については放送終了直後から無料で視聴できるということも多く、これを目当てにVODに登録しているという人も多いです。
また、中にはそのVODサービスが独自に制作・監修したオリジナル作品というものもあり密かな人気を博しています。(映画、ドラマ、恋愛リアリティーショー、お笑いなどジャンルは様々です)
先述した通りVODサービスは競合争いが激しいので、独占配信・動画以外の配信・毎月のポイントの付与など各サービスがそれぞれ創意工夫してサービスの満足度向上に努めています。
VODサービスの種類
「動画配信サービスなら、ぜんぶVODじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、実は違います。
VODサービスには大きく分けて4種類の形態があるのでそれぞれについて説明します。
SVOD+PPV/またはTVOD
VODサービスではこれが主流なので一番上に持ってきました。
定額制見放題サービス+一部課金(購入・レンタル)という形式を取っているサービスのことで、大儀的に言えば今回ピックアップしている7つのVODサービス全てがこれに当てはまります。
最初は「見放題作品だけ見る!」という気持ちでいても段々と新作や気になるものが出ていれば「多少の料金が掛かっても見たい・・・」という気持ちになる人がほとんどだと思うので、提供側にとっても消費者側にとっても理にかなったサービス形態だと言えます。
SVOD
SOVサービスの人気の秘訣がこのSVODで、いわゆる定額制動画見放題サービスのことです。
月額料金さえ支払えば全てのコンテンツが見放題というお得感がすごいサービスで、数は多くありませんがHuluやNetflixなどが代表的な存在となっています。
基本的に追加料金が発生しないというのがメリットですが、反対にデメリットとしては新作の反映(配信)が遅いということが挙げられます。
PPV
作品を都度課金購入(またはレンタル)して視聴するシステムを導入しているサービスです。
PPVは何の略かというと「ペイ・パー・ビュー」のことで、「1つの作品の視聴ごとに料金の支払いが必要」という意味になっています。
知名度の高いサービスの中でPPVにカテゴライズできるのはGoogle PlayやiTunesなので、今回の【VODまとめ】という表題からは少し外れてしまいますが、新作・最新作を他より早く視聴できること・ダウンロードを通して好きなときにオフライン再生ができることがメリットとなっています。
TVOD
Transactional Video On Demand・・・元の単語となるTransactionには「取引」「売買」という意味があります。
なんのことやらと言うと、一律【レンタル】という形で作品をダウンロード→期限内なら視聴することができる というサービスです。
TVOD単体のサービスというのはほとんど見掛けませんが、SVOD+TVODという組み合わせは多くのVODサービスでみられます。
VOD用語あれこれ
色々なVODサービスのサイトを見ていると特徴的な単語が出てくることがよくあります。主にサービスの機能面関連で登場することが多い用語のうち、代表的なものをいくつか紹介します。
同時視聴
同時視聴とは2台以上の異なる端末から同じタイミングで動画を視聴することを指し、さらに言うと1つのアカウントで複数人が同時に動画を視聴することができる機能のことを言います。
例えば家族内で1人がパソコンから動画を見ているときに、もう1人はスマホで動画を見る・・・といった感じです。
台数制限などの同時視聴についての制約はサービスによって大きく異なってくるのですが、同時視聴自体はできても同じ種類の動画を同時に見ることはできないことが多いです。
また、中には利用規約により同時視聴自体ができないというサービスも存在します。
それでもどうしても同時視聴がしたいという場合には別口でアカウントを作るなどの抜け道はありますが、その分料金が倍になってしまうので最初から同時視聴ができるサービスを選んだほうがいいかもしれません。
ただし同時視聴ができないサービスでも多くの場合は1つのアカウントに複数のデバイスを視聴機器として登録することができるので、1人で使うけどパソコンで見たいときもあればスマホで見たいときもある・・・という希望に関してはほとんど心配はありません。
独占配信
独占配信作品とは簡単に言えば【そこでしか配信されていない(見られない)作品】のことで、これにはオリジナル作品(そのVODサービスが独自に製作・監修した作品)も含まれます。
具体的には映画作品やドラマ・アニメ作品が多く、いずれも他のVODサービスでは見ることができないので、この独占配信が多いかどうか?をVODサービス選びの基準として考える人もいます。
逆に「気になっていた作品がここでしか配信されていない!」というのもサービス選びの決め手となることがあります。
見逃し配信
見逃し配信とは、テレビ(地上波)での放送が終わってしまったドラマやバラエティ番組をVODサービス経由で見ることができる機能のことです。
テレビ番組は録画をしていない限り見逃してしまったらそこで終わりですが、多くのVODサービスが導入しているこの見逃し配信を利用すれば「1話見忘れたからドラマのあらすじがわからなくなっちゃった・・・」ということが起こりません。
見逃し配信はずっと配信されているわけではなく配信期間が決まっており、サービスや動画にもりますがおおむね1~2週間となっています。
この期間を過ぎてしまうと視聴することができません。
リアルタイム配信・ライブ配信
リアルタイム配信とは地上波テレビ放送と同じイメージであらかじめ決まったスケジュール(番組表)に沿って配信が行われることを指し、VODサービスによっては【テレビ機能】として扱われていてワンタップで通常の動画視聴画面との切り替えができるようになっていることもあります。
一方、ライブ配信は一般的に【LIVE】と表記され、生中継で配信されているコンテンツのことを指します。具体的にはアーティストのライブ中継やスポーツ中継が多いです。
大画面出力
動画を見るにはスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスが手軽で便利ですが、画面が小さいので目が疲れてしまいがちです。
特にアクション映画などではホームシアター気分で微細な動きや細かいディティールまで味わいたいですよね。
スマートデバイスの動画再生画面をテレビの大画面に出力することを大画面出力と呼び、次のような【メディアストリーミング用デバイス】を持っていればストレスフリーに動画を視聴することができます。
- Amazon Fire TV/Fire TV Stick(Amazon製)
- Chromecast(Google製)
また、特別な機器を持っていなくてもHDMLケーブル1本あれば大画面出力ができるということも多いです。
視聴期限
どのVODサービスでも見放題作品はいつでも・何度でも見ることができますし、購入をした場合も自分の所有物になるので同じです。
しかしレンタル作品はそういうわけにはいきません。例えばレンタルビデオ店でDVDを借りると必ず返却をしないといけませんよね。
VODサービス内での動画のレンタルも購入も仕組みはレンタルビデオ店と同じで返却こそ無いものの期限が来たらそこで見られなくなってしまうのです。
この期限はVODサービスや作品によって違ってきますが、48~72時間(2日~3日間)のことが多いです。
解像度
「画像が綺麗」「画像が荒い」・・・これに関係してくるのが解像度で、画像の密度のことです。
解像度のもとになっているのは画素で、これは画像を構成している点の数のことです。ドット絵をイメージしてもらえるとわかりやすいと思うのですが、全体的にカクカクしていますよね。
ドットが少なければカクカクしますが、ドットを増やせば絵全体も滑らかに見えます。動画に関しても仕組みは同じで、画素が多いほど解像度が高くなり、映像が滑らかになる・・・いわゆる【画質が良い】という判断に繋がります。
さて、「画質が良い」と言えるのはどこからなのでしょうか?サービスによって名称は違いますがVODサービスでは再生時に好みの画質を自分で選ぶことができます。一般的には
低画質・標準画質・高画質の3段階になっていることが多いのですが、もう少し詳しく例に挙げてみるとこのようになっています。
- 低画質・・・荒い画質。通信量を節約したいときに。
- 標準画質・・SD画質相当/DVDの画質と同程度。スマートデバイスでの視聴向け。
- 高画質・・・HD画質相当/地上デジタル放送開始前のテレビの画質と同程度。タブレット向け。
- 最高画質・・フルHD画質相当/ブルーレイディスクと同程度。テレビでの視聴向け。
中にはこれより上の4K画質(超高画質)に対応しているVODサービスもありますが、その場合でも対応作品はほんの一握りなのでレアケースだと考えたほうがいいでしょう。
VODサービス全体の画質の平均はSD画質だけれど、プラスでHD画質に対応しているVODサービスも増えてきている・・・といった感じです。
低画質だと通信量があまり掛かりませんが、高画質になればなるほど多く掛かってきます。
だいたいのサービスには通信量節約モードが備わっていますが、これを使うと画質がかなり荒くなってしまうので動画の視聴はできるだけWi-Fi環境下でのほうがいいかと思います。
また、多くの場合そのときの通信環境に応じて自動で画質を調整してくれる【自動】モードがデフォルトです。
おすすめVODサービス7選
さて、ここに来て本題です。数あるVODサービスの中でも特におすすめできる7つのサービスについてそれぞれ概要を紹介します。
U-NEXT
- 月額2178円(税込み)、見放題動画約18万本
- 雑誌読み放題あり
- 毎月1200ポイントが貰える/映画チケットへの引き換えもOK
【ないエンタメが、ない。】―U-NEXT公式サイトより
U-NEXTの魅力はなんといっても取り扱い動画の多さで、中でも見放題動画の本数は全VODサービス中でもトップクラスです。
月額料金は高めですが、その分映画(洋画・邦画)・国内外ドラマ・アニメ・ドキュメンタリー・音楽・アイドル・グラビア(アダルト)・・と一通り揃っています。
ラインナップは特定のジャンルに特化しているというよりはバランス型なので「色々楽しみたい!」「とにかく沢山動画を見たい」という人におすすめのサービスとなっています。
見放題動画の他に別途料金が必要なレンタル作品・購入作品もあり基本的にはレンタルする形になるのですが、U-NEXTでは毎月作品のレンタルや購入に使えるポイントが1200円分(1ポイント=1円換算)貰えます。
動画にもよりますが、レンタルは1作品につき220~550円程度なので少なくとも毎月2本は実質無料で見ることができる計算になります。
また、このポイント1500ポイントで映画チケットと引き換えることもできます。
ポイントの有効期限は3カ月間なので、仮にレンタルには使わずにポイントを貯めれば3ヶ月目には映画のペアチケットと引き換えができる計算になります。
U-NEXTのもうひとつの魅力は雑誌の読み放題機能で、追加料金なしでファッション誌・ライフスタイル誌・週刊誌・ビジネス誌・趣味の雑誌・スポーツ誌に至るまで約80種類の雑誌の最新号をチェックすることができます。
U-NEXTのデメリットとしては料金が高いこと以外にはオリジナル作品が無いということが挙げられます。
U-NEXTの機能面
対応デバイス | パソコン、スマートフォン、タブレット、
テレビ、ゲーム機(Play Station4、5) ホームシステム、ブルーレイレコーダー プロジェクター、セツトトップ端末 ドングル端末 |
同時視聴 | 可/4台まで
※同作品は不可 |
画質 | HD画質~4K画質
一部ドルビージョン(※)対応 |
字幕・吹き替え機能 | 一部あり(作品による)
日本語字幕○日本語吹替○英語字幕✕ |
オフライン(ダウンロード)視聴 | 可/スマートフォン・タブレットからのみ
1アカウントにつき1デバイス/25本まで |
デバイス登録(1アカウントにつき) | 台数制限なし |
専用アプリ | あり |
動画以外の配信 | 雑誌読み放題、書籍(有料) |
アダルト・グラビアジャンルの配信 | あり |
オリジナル作品
なし
支払い方法
クレジットカード
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- Diners Club
キャリア決済
- ドコモ払い
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
- ワイモバイルまとめて支払い
- 楽天ペイ
- Amazon Pay(Amazon Fire TV/Fire TV Stick利用時)
- Apple ID払い(iosデバイス利用時)
FODプレミアム
- 月額976円(税込)で5万本以上が見放題・雑誌読み放題あり
- フジテレビ関連作品を見たいならここ
- 毎月1,300ポイントプレゼント
【ここにしかない出会いがある。】―FODプレミアム公式サイトより
FODプレミアムの強みはフジテレビ関連作品の多さです。というのも、「FOD」は「フジテレビ・オンデマンド」の略―・・・フジテレビが運営・監修しているVODサービスなのです。
従ってフジテレビが制作した映画作品やドラマ・バラエティ番組を思う存分楽しみたい人に向いています。また、U-NEXTと同じく雑誌の読み放題機能もついているので併せて楽しむこともできます。
FODプレミアムの会員になると1月に合計1300ポイント分のポイントプレゼントがあり、動画のレンタルや書籍の購入に充てることができます。
- 8の日プレゼント・・・毎月8・18・28日に400ポイントずつ
- ボーナスポイント・・・毎月自動的に100ポイント(プレミアム会員特典)
FODプレミアムの動画レンタルに必要なコイン数は映画の場合平均500コイン、ドラマの場合は300コイン、漫画の購入に必要なのは380~420コインなので1月あたり3~4の有料作品を実質無料でゲットできると考えると貰えるポイント数としては全VODサービス中でもトップクラスです。
オリジナル作品もそれなりにあるのでサービス内容についての満足度は比較的高いかと思うのですが、機能面がネックで同時視聴やオフライン再生は一切できません。無料体験期間も短いです。
FODプレミアムの機能面
対応デバイス | パソコン、スマートフォン、タブレット、
テレビ |
同時視聴 | 不可 |
画質 | SD画質~HD画質 |
字幕・吹き替え機能 | 一部あり(作品による)
日本語字幕○日本語吹替○英語字幕✕ |
オフライン(ダウンロード)視聴 | 不可 |
デバイス登録(1アカウントにつき) | 台数制限なし |
専用アプリ | あり |
動画以外の配信 | 雑誌読み放題、書籍(有料) |
アダルト・グラビアジャンルの配信 | なし |
オリジナル作品
あり
- シンデレラはオンライン中
- 知ってるシノハラ
- 30禁 それは30歳未満お断りの恋。
- 有吉ベース
- 爆チュー問題
- オシリスの天秤
など
支払い方法
クレジットカード
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- Diners Club
キャリア決済
- docomo spモード決済
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
- 楽天ペイ
- Amazon Pay
- i Tunes Store決済
- アプリ内課金
ABEMAプレミアム
- 月額960円(税込)、テレビ放送と動画配信の2本立て
- テレビ朝日関連ドラマ・バラエティに強い
- オールジャンル系VODサービスの中ではアニメの配信が多い
見逃した番組や人気作品が見放題―ABEMAプレミアム公式サイトより
ABEMAプレミアムはテレビ朝日とスマホ向けゲームの開発で有名なサイバーエージェントの共同出資によって誕生したVODサービスで、一番の特徴はオリジナルのテレビ番組の放送です。
いわば「インターネットテレビ局」と「動画配信サービス」の2本立てで運営しているサービスで、月額料金さえ支払えばテレビ機能と動画視聴の両方を楽しむことができます。
「テレビ機能」で放送されている専門チャンネルは約30チャンネル・そのうち6チャンネルをアニメチャンネルが占めています。
機能面ではすでに放送が始まってしまっている番組を最初から視聴できる追っかけ再生機能や番組を視聴しながらリアルタイムでコメントの書き込み・閲覧ができる見逃しコメント機能が便利です。
一方、動画配信でもアニメは人気です。映画やドラマは平均的といったところですが、テレビ朝日が監修しているだけあってテレ朝関連のドラマやバラエティ番組の多さはピカイチです。
公式サイトを見てみて、テレビ機能・アニメ・テレ朝関連作品の中でどれか気になるものが見つかった人にはおすすめできるサービスと言えます。
ABEMAプレミアムのデメリットは「会員なら全て見放題!と謳っていても新作には有料(レンタル)作品が多いこと・登録時デバイスによって無料体験期間に開きがあることです。
レンタルに使えるポイントなどは特にもらえません。
ABEMAプレミアムの機能面
対応デバイス | パソコン、スマートフォン、タブレット、
テレビ、ストリーミングデバイス |
同時視聴 | 不可 |
画質 | 最高画質(フルHD)、高画質(HD)
中画質(SD)、以下低画質~節約画質 |
字幕・吹き替え機能 | 一部あり(作品による)
日本語字幕○日本語吹替○英語字幕✕ |
オフライン(ダウンロード)視聴 | 可/スマホ・タブレットのアプリからのみ
25本まで |
デバイス登録(1アカウントにつき) | 台数制限なし |
専用アプリ | あり |
動画以外の配信 | テレビ機能(無料)
ペイパービュー(オンラインライブ機能/有料) |
アダルト・グラビアジャンルの配信 | なし |
オリジナル作品
あり
- オオカミシリーズ
- 今日、好きになりました。シリーズ
- #アベマで笑って
- 給与明細
- 奪い愛
- 夏
- M 愛すべき人がいて
など
支払い方法
クレジットカード
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- Diners Club
キャリア決済
- ドコモ払い
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
- i TunesStore決済
- Amazonアプリストア決済
- i Tunes Store決済
dアニメストア
- 月額440円(税込)で約4200本のアニメが見放題
- VOD界随一のアニメ専門配信サービス
- アニメ関連のコンテンツや検索機能が充実
アニメ作品数No.1-dアニメストア公式サイトより
dアニメストアはdocomoが運営しているアニメ専門のVODサービスで、ジャンルはコメディ・ほのぼの系から恋愛、スポーツ、ホラー、歴史、ショートアニメまでー・・・取り扱い作品のうちのほとんどが無料作品です。
従ってdアニメストア=アニメ見放題サービスと考えてもらってOKです。国内アニメはほぼ全て網羅していると言っても過言ではなく(海外のアニメも少しですがあります。)
他では見ることのできないコアな作品も取り扱っていますが、アニメ以外の動画作品の配信は一切ありません。とにかく「毎日アニメを楽しみたい!」という人に向けたサービスです。
アニメ専門サービスならではと言えるのがアニソンの配信や声優イベントの告知・アニメとコラボした抽選キャンペーン、声優タグでの作品検索などのサービスです。
好きな作品が見つかればストアに移動して関連グッズや書籍を購入することもできます。
毎月のポイントプレゼントこそありませんが、月額料金が440円(税込)と破格で使っていくうちにdポイントが貯まっていく(ドコモ回線がある場合1,000円につき10~100ポイント、回線が無い場合は100円につき1ポイント)のも嬉しいです。
ただ機能面を見てみると弱く、同時視聴や字幕/吹替切り替えはできません。
また、支払い方法の選択肢が少ないのもネックです。
dアニメストアの機能面
対応デバイス | パソコン、スマートフォン、タブレット、
テレビ |
同時視聴 | 不可 |
画質 | SD画質~HD画質 |
字幕・吹き替え機能 | なし |
オフライン(ダウンロード)視聴 | 可/スマホ・タブレットアプリからのみ) |
デバイス登録(1アカウントにつき) | 台数制限なし |
専用アプリ | あり |
動画以外の配信 | アニソン(有料) |
アダルトアニメの配信 | なし |
オリジナル作品
なし
支払い方法
クレジットカード
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
キャリア決済
- ドコモ払い
dTV
- 月額550円(税込)/動画数約6000本のうち見放題動画数は約3,000本
- dポイントが貯まる/使える
- オリジナル番組やMVも楽しめる
動画を見るならdTV-dTV公式サイトより
dTVはdアニメストアと同じようにdocomoが運営しているVODサービスで、dアニメストアはアニメ特化型ですがこちらはオールジャンル型のサービスとなっています。
dTVの特徴はVODサービスとしては珍しく音楽関連コンテンツの配信が豊富なことで、
具体的にはアーティストのライブ映像やミュージックビデオ、カラオケ、BGMニベンリナプレイリスト(例:SNSで話題の曲BEST20)があります。
動画に関しては韓流作品やアニメ、オリジナル作品の配信が多めです。
また、dTVのもう1つの魅力は動画のレンタルにdポイントが使えること・有料作品の購入時には100円につき1ポイントが貯まっていくことで、時たまポイントプレゼントキャンペーン(抽選制)の実施もあります。
毎月貰えるレンタルポイントは無いのでdTV単体だと通常料金より安く・・・というのはなかなか難しいのですが、普段からdポイントに馴染みが深い人にはおすすめできるサービスと言えます。
dTVのデメリットは同時視聴ができないこと・また公式サイトには総コンテンツ数12万との表記がありますが実際の動画数はそれよりかなり少ないことです。(総コンテンツ数は音楽関連作品・コミック動画もすべて合わせた数です。
dTVの機能面
対応デバイス | パソコン、スマートフォン、タブレット、
テレビ、 |
同時視聴 | 不可 |
画質 | SD画質~HD画質
一部4K対応作品あり |
字幕・吹き替え機能 | 一部あり(作品による) |
オフライン(ダウンロード)視聴 | 可/スマホ・タブレットのアプリからのみ
本数制限なし |
デバイス登録(1アカウントにつき) | 5台まで |
専用アプリ | あり |
動画以外の配信 | ◆音楽関連
→MV、プレイリスト、ライブ映像、カラオケ ◆コミック動画 →漫画誌面表示とともに読み上げ音声が入る |
アダルト・グラビアジャンルの配信 | なし |
オリジナル作品
あり
- トゥルルさまぁ~ず
- キスマイどきどきーん!
- Da-iceのヂカン
- キス×kiss×キス
- 裏切りの街 シーズン7
- 闇金ウシジマくん スーパータクシーくん編
など
支払い方法
クレジットカード
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- Diners Club
キャリア決済
- ドコモ払い
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
- i TunesStore決済
- Amazonアプリストア決済
- i Tunes Store決済
AmazonPrimeVideo
- 月額500円(税込)で15,000作品が見放題
- Amazonプライム会員の特典のうちのひとつがAmazonプライムビデオ
- オリジナル作品が充実
プライム特典の映画・TV番組が見放題―Amazonプライムビデオ公式サイトより
Amazonプライムビデオは大手通販サイトとして有名なAmazonが運営しているVODサービスで、強みは何と言っても料金の安さです。
税込ワンコインで済むという廉価さは総合ジャンルを扱うVODサービスの中ではトップクラスではないでしょうか。
ちなみに支払いは月ごと・年ごと(4,900円一括)から選ぶことができ、学割が存在する珍しいサービスでもあります。
Amazonプライムビデオは実は独立したVODサービスというわけではなく、Amazonプライム会員の特典の1つです。
プライムビデオ以外にはどんな特典があるかというと音楽聞き放題サービスのプライムミュージック、無料で書籍を読むことができるプライムリーディング、ショッピング時の送料・日時指定・お急ぎ便が全て無料・・・など実に14個あります。
さらに有料動画については週末セールなどを頻繁に行っているので普段から何かとAmazonのサービスを利用することが多い人やとにかく安く済ませたいという人にはうってつけのサービスとなっています。
もう1つの魅力はオリジナル作品の豊富さで、特にバラエティ関連の作品が人気を博しています。
反対にAmazonプライムビデオの弱点は動画の累計が約20,000作品と少ないこと・動画の視聴中にポップアップ広告が表示されることです。
Amazonプライムビデオの機能面
対応デバイス | パソコン、スマートフォン、タブレット、
テレビ、メディアストリーミング端末・CATVチューナー・スマートテレビ・ ゲーム機(Play Station3~5、Xbox oneおよびシリーズX、S) |
同時視聴 | 可/3台まで(同作品の場合は2台まで) |
画質 | SD画質~フルHD画質
一部4K対応 |
字幕・吹き替え機能 | 動画自体を字幕版/吹き替えから選択
日本語字幕○日本語吹替○英語字幕✕ |
オフライン(ダウンロード)視聴 | 可/1アカウントにつき25本まで |
デバイス登録(1アカウントにつき) | 台数制限なし |
専用アプリ | あり |
動画以外の配信 | Primeミュージック、primeリーディング
Primeビデオチャンネル(有料放送) |
アダルト・グラビア作品の配信 | なし |
オリジナル作品
あり
- バチェラージャパン
- バチェロッテ
- ドキュメンタル
- 内村さまぁ~ず
- 東京アリス
- クレヨンしんちゃん外伝
など
支払い方法
クレジットカード
VISA
Mastercard
JCB
AMERICAN EXPRESS
キャリア決済
- ドコモ払い
- auかんたん決済 ※softbankは利用不可
- Amazonギフト券 ※選択した場合、無料体験は適用外
Paravi
- 月額1,017円で見放題作品10,000本が視聴可能
- TBS・テレ東系列のドラマやバラエティ、ビジネス・日経ジャンルの動画が豊富
- 毎月1枚、動画のレンタルに使えるチケットが貰える
ドラマだけは、負けたくない。-パラビ公式サイトより
パラビの一番の特徴は、複数の企業が合同で設立・運営しているという点です。
具体的には東京放送、日本経済新聞社、テレビ東京、WOWWOW、電通、博報堂DYメディアパートナーズ・・・これによって国内ドラマの配信数は約800本という充実のラインナップを実現できています。
ドラマ好きにおすすめのVODサービスです。
もう1つ特徴的なのは、VODサービスとしては珍しくビジネス・日経番組のジャンルが確立されていることです。
世の中の情勢やニューズのチェックにもぴったりではないでしょうか。
月額は1,000円台とまあまあしますが、会員登になると550円までの動画のレンタルに使えるパラビチケットというものが毎月1枚貰えます。
パラビ内のレンタル作品の価格は平均すると税込330円~550円程度なので、毎月1本実質無料で見ることができる計算になります。
パラビのデメリットは同時視聴不可・画質が微妙など機能面でやや劣る点です。
また、無料体験期間も2週間と他より短めの設定となっています。
パラビの機能面
対応デバイス | パソコン、スマートフォン、タブレット、
テレビ、スマートテレビ、スマートスピーカー |
同時視聴 | 不可 |
画質 | 最高画質(HD)、高画質(SD)
以下「標準」、「さくさく」 |
字幕・吹き替え機能 | あり
字幕版・吹替版から選択 |
オフライン(ダウンロード)視聴 | 可/本数制限なし
台数制限は1アカウントにつき2台 |
デバイス登録(1アカウントにつき) | 5台まで |
専用アプリ | あり |
動画以外の配信 | プラスパラビ
(テキスト型情報WEBサイト) |
アダルト・グラビア作品の配信 | なし |
オリジナル作品
あり
- パラびき!パラびき!あらびき団 四天王編
- ネット興亡記
- KAT-TUNの世界一タメになる旅!
- tourist―ツーリストー
- 福田典子アナの「モヤさま」裏話2
など
支払い方法
クレジットカード
VISA
Mastercard
JCB
AMERICAN EXPRESS
キャリア決済
- ドコモ払い
- auかんたん決済/auウォレット
- ソフトバンクまとめて支払い
- ワイモバイルまとめて支払い
- i Tunes Store決済
VODサービス比較表
文字の説明だけではわかりにくいので、ここで比較表を用意しました。
U-
NEXT |
FOD
プレミアム |
ABEMA
プレミアム |
dアニメストア | dTV | Amazon
プライム ビデオ |
Paravi | |
月額
料金 |
2,178円 | 976円 | 960円 | 440円 | 550円 | 500円 | 1,017円 |
無料
期間 |
31日間( | 14日間 | 14~31日間
PCから登録で31 |
31日間 | 31日間 | 30日間 | 14日間 |
支払い方法の
多さ |
◎ | ◎ | ◎ | △ | ○ | ○ | ○ |
ポイント付与 | あり
1,200円分 |
あり
1,300円分 |
なし | なし | なし | なし | あり
チケット1枚 |
オリジナル作品 | なし | あり | あり | なし | あり | あり | あり |
動画以外の配信 | 雑誌読み放題
有料書籍 |
雑誌読み放題
有料書籍 |
テレビ
有料オンラインライブ |
有料
アニソン |
MV・ライブ動画・プレイリスト・カラオケ・コミック動画 | 各種
外部 サービス 音楽・書籍など |
テキスト型情報WEBサイト |
同時
視聴 |
可
4台まで |
不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 可
3台まで |
不可 |
字幕
・吹替 |
あり | あり | あり | なし | なし | あり | あり |
オフライン再生 | 可 | 不可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
プラスポイントはピンク字、マイナスポイントは青字になっているので【何を重視したいか?】で選ぶときの参考にしてみてください。
VODサービスの選び方のポイント
動画サービス選びで迷ってしまう場合にはこのような順番で考えていくといいかと思います。
どのジャンルの動画を見たいか
動画の視聴は【娯楽】ですから、自分が満足できないと意味がありません。まずは自分が一番見たいもの・好きなジャンルは何か・・・ということを考えましょう。
色々なジャンルの動画を見たい!という場合ならここはスキップして②の料金面や③の機能面に重点を置いて選んでもいいのですが、
例えば「とことんアニメが見たい!」「日々のルーティンの中で報道番組をチェックしたい!」というような場合にはそれに特化したサービスを選ぶ必要があります。
理由は代替が効かないからです。
動画数については多いに越したことは無いですが、この記事で紹介しているVODサービスはどれも「もう見るもの無いよ・・・」ということにはならない程度のラインナップがあるのでそこまで重要視しなくてもいいような気がします。気になるオリジナル作品から選ぶのもありですね。
料金面
無料体験を試してみてそのサービスが気に入ればその時点で「これだ!」と決めてできるだけ長く利用したいですよね。
長期利用を実現させるためには【無理なく料金を払い続けられるかどうか】が大事になってきます。
各サービスにはサービスの雰囲気を知ったり動作面の確認をしたりするには十分な14日間~31日間の無料体験期間が設定されていて、見放題作品に関しては月額料金を支払わずに視聴することができます。
もし合わなかった場合にはその期間中での退会も問題なくできるので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。(微妙だな、と思った場合には期間終了前までの解約(退会)を忘れずに!)
機能面
見たいジャンルと料金免をクリアしたら次は機能面の見極めです。ストレスフリーに動画を楽しめるかどうか?を判断しましょう。
ということはVODライフが充実するかどうかの分岐点にもなりかねないです。
例えば「ファミリーアカウントを作って家族と同時視聴を楽しみたい」「電車での移動中に動画を見ることが多いからダウンロード機能・オフライン再生は必須」など譲れないポイントがあればその要求に対応しているサービスを選ぶようにしましょう。
VODサービスの機能面において特に重視したいサービスは同時視聴とオフライン再生だと思います。
この2つはできる・できないがはっきりしているので求める場合には必然的に「可」になっているサービスを選ぶ必要がありますが、他の機能については各サービスによってすごく変わるということはあまりありません。
画質についても同じで、もちろん高画質のほうが嬉しいですが普通に動画を視聴するぶんにはどのサービスを選んでも不自由は感じません。
例えば4K対応のサービスであったとしても4Kに対応している作品自体が指で数えられるほど少ないので結果的に差はあまり無いことになります。
ここでいくらお話しても価値観や感じ方、大切にしたいポイントは人によって違うと思うので、まずは何より無料お試しに申し込んでみることをおすすめします。
無料体験期間中でも有料会員と同じようにサービスを利用することができ、○ヶ月以上使わないと退会できない・または罰金・・・などという制約もありません。
もしダメなら月額料金が掛からないうちに退会することもできるのでリスクはほとんど無いと言えます。
VODサービスの5つのメリット
「時代の流れ」と言ってしまえばそれはそうなのですが、DVDレンタルでは無くVODサービスを選んで利用するメリットは次のように5つあります。
コスパが良い
レンタルDVD店でDVDを借りるとなると、多くの場合1作品につき200円~300円程度掛かります。(旧作でなおかつセール中の場合には100円で旧作が借りられる・・・というような場合もありますが、新作を長い日数借りる場合には逆に400円を超えてしまうこともあります。)
一方で、多くのVODサービスの月額料金は1,000円前後です。
レンタルDVDを300円として考えるとお店で3枚借りた時点でVODサービスの月額料金に迫りますが、見放題が主軸のVODサービスなら何本見ようが月額料金以上は掛かりません。
追加で新作を1本レンタルしたとしてもせいぜい+300円~400円です。このように動画を見れば見るだけお得になるのがVODサービスなのです。
また、中には会員になるだけで特典として毎月ポイントが貰えるようなサービスもあるのでコスパはレンタル店より良い!と断言できます。
ローリスクで試すことができる
実店舗でDVDを借りたりネットショッピングで購入したりする場合、見てみて例え面白くなくても返品をすることはできませんよね。
使ってみるまでわからない、というのがここで言う「リスク」です。一方でVODサービスには一般的に初回利用者限定の無料体験期間(お試し期間)が設定されていて、その期間はサービスによって異なりますが14日(2週間)間~31日間(1カ月間)となっています。
この期間内は追加で有料作品のレンタルや購入をしない限り月額料金が免除されるので1円も払わなくて済み、各種機能も月額会員と同じように利用することができます。
さらに「合わないな」「微妙だな」と感じれば期間内での解約(退会)もできるのでローリスクです。
無料体験期間終了後は自動的に月額会員に移行されて料金も掛かってくるので起算日と終了日を忘れないことが大切になってきますが、同時にいくつかのサービスの無料体験に申し込んで期間内に解約する、というのも比較検討をしたい場合にはありかと思います。
色々なジャンルを楽しめる
各サービスの公式サイトやアプリにアクセスすると取り扱い動画の一覧がずらっと表示されます。サービスによってその数やジャンルには大きなばらつきがありますが、それでも一言で言うと作品数が膨大です。
映画だけでなくドラマやアニメ、ドキュメンタリー・そしてそのサービスのオリジナル作品に至るまで色々なジャンルの取り扱いがあり、入れ替えや新作の配信も頻繁にあるので毎日動画を見ても見尽くしてしまう・飽きてしまうということがありません。
おすすめ作品や関連作品が表示されることもあるので新たな発見もありますし、ワンタップで作品の概要(あらすじ/ストーリーの説明)を確認することができるのも大きなメリットです。
中には動画だけに留まらず雑誌や音楽も一緒に楽しむことができるサービスもありますよ。
手間が掛からない
パソコンでもスマホでも、手元に1台あればその場で検索~視聴まで完結させることができます。レンタルDVDの「返却」は意外と面倒だったりうっかり期限を過ぎてしまって延滞料金を取られたり・・・ということもあります。
しかし、VODサービスに関して言えば返却という概念自体が存在しないのでそのような心配は一切不要です。
家から出ずに済むので休みはインドア派!という人でも負担が掛かりませんし、コロナ禍での巣ごもり需要にもバッチリ対応していますね。
近年はネットショッピング感覚でDVDの現物をレンタルできるサービスもありますが、配送手続きや受け取り・返却の手間を考えると結局面倒なのでVODサービスに軍配が上がります。
貸出中で借りられない・・・ということもありませんしね。
VODサービスでも一部のレンタル作品は視聴期限を過ぎてしまうと借りなおしが必要になってしまいますが、見放題対象動画なら何回でも見ることができるので気分が乗らない・または忙しいのに無理にでも見ないといけない・・・というストレスもありません。
一言でまとめるとVODサービスは【手軽】だということです。
好きなときに好きな場所で楽しめる
現在、ほとんどのVODサービスはマルチデバイス対応です。これは何かというと、「PC」「スマホ」という1つの機器だけではなく「PC、スマホ、タブレット、テレビ、ゲーム機」などのように複数のデバイスで動画の視聴ができるということです。
サービスによって台数の基準は異なりますが、1つのアカウントに複数のデバイスを視聴機器として登録することもできます。
併せてダウンロード機能があるVODサービスならスマート端末に動画をダウンロードして持ち運べるので出先での視聴もできますし、その場合は通信量の節約にもなります。
例えば【家ではテレビの大画面で映画を楽しんで、仕事の移動中はスマホからマイブームの海外ドラマを見漁る】というような使い方ができるのはVODサービスならではです。
また、同時視聴ができるサービスを選べば家族や友達、恋人と楽しさを共有することもできます。
VODサービスの3つのデメリット
好きなときに好きなだけ動画を楽しめるVODサービスですが、メリットの反対側にはデメリット(落とし穴)も潜んでいます。具体的にはこのあたりでしょうか。
使っても使わなくても料金が掛かる
VODサービスは基本的に月額料金制(現に今回ピックアップしている7つのサービスも全てそうです)で、利用頻度によって月額料金が変動することはありません。
極端に言えば解約をしない限り、1回も動画を見なくても毎月月額料金が掛かってくるということです。
これが無料体験期間中なら問題はないのですが、解約を忘れて放置していた・・・となると場合によっては複数のサービスからきっちり月額料金が請求されてしまう・・・というケースも有り得るので注意が必要です。
また、サービスによってはクレジットカードのみなどと支払い方法に制限があるのも人によってはデメリットに感じるかもしれません。
選べる支払い方法はサービスによって異なりますが、公共料金の支払いで設定するような「口座引き落とし」はまずできません。
プリペイドカードやデビットカードも基本的には利用できないと考えたほうがいいでしょう。
新作は視聴がしづらい
VODサービスでは最新作や新作が最初から見放題(無料)で見られるということはまずありません。
ほとんどの場合、別料金でのレンタルや購入が必要となってきます。この追加料金が問題で、サービスにもよりますが映画の場合はだいたい1作品400円~500円というのが相場となっています。
新作はいち早くチェックしたくなるのが人の性ですが、料金のことを考えると我慢も必要・・・何作もとなると思った以上に高くついてしまいがちです。
また、新作の市場での流通過程はこのようになっています。
- STEP1映画館での公開終了
- STEP2DVD発売
- STEP3DVDレンタル開始
- STEP4VODサービスでの配信(レンタル/購入)
- STEP5VODサービス内の見放題作品に追加
配信開始から見放題作品に追加されるまでには約半年~1年掛かります。VODは後回しというのが現状なのです。
ただし中には毎月レンタル作品に使えるポイントが貰えるVODサービスもあるので「この作品だけは絶対に見たい!」という場合にはそういったシステムを利用するのも良さそうです。
ネット環境が必要/通信量がかさむ
VODサービスを通しての動画視聴はデバイスをインターネットに接続しながら再生するストリーミング再生がデフォルトなので、家にWi-Fi環境が無いときついです。
ポケットWi-Fiのうち日ごとの通信量に制限があるものを使っているとあっという間に通信制限になって動画の視聴ができなくなってしまいます。
通信量は画質によっても異なってきますが、気にするあまり低画質で視聴すると動画が途中で止まったり画面がガサガサしたりしがちでストレスにも繋がりやすいです。
サービス内に動画のダウンロード機能があればネット環境がない場所でも動画の再生ができますが、ダウンロードに通信量が掛かるのでどちらにせよしっかりとしたWi-Fi環境は必須です。
スマホのギガプランでよく「1月に5GBまで」というものがありますが、それだと5時間・・・映画を大体2本見ると通信制限になってしまいますね。
VODサービスはこんな人におすすめ
メリット・デメリットを踏まえて考えたときにVODの利用をおすすめできるのはこんな人です。
特に見放題の場合、VODサービスは見れば見るほど(使うほど)お得になるサービスです。従って単純に動画を見るのが好き!という人におすすめです。
また、どちらかというと家で動画を見るのが主流になると思うので安定したWi-Fi環境は必須です。
逆にこんな人には正直あまりおすすめできません。
気が向いたときにしか動画を見ない(動画を見る習慣が無い)、という人にとってはVODサービスはかえって高くついてしまうかもしれません。
また、使えるギガ数に制限がある場合には早い段階で次の月まで辛い思いをすることになってしまいます。
新作については開き直って映画館に行くか普通にショップでレンタルしたほうが早いです。
さて、「こんな人におすすめ」項目のどれかに当てはまったとしても【どのサービスを選ぶか?】という点ではまだ迷って決め兼ねてしまう・・・という人もいるかと思います。
このページは【おすすめ7選】という題名なので掲載しているサービスは文字通りどれもおすすめなのですが、その中でも特におすすめなのはこの3つです。
U-NEXT
月額料金:2,178円(税込)にさえ納得できればどんな人にもおすすめできるバランス型のサービスで、とにかくオールジャンルの動画のラインナップと見放題動画の数が多い・そして機能面でも欲しい機能(同時視聴、オフライン再生、HD~の高画質)は全て揃っている・・・というのがおすすめの理由です。
毎月1,200円分のポイントが貰えるのでそれを差し引いて考えると実は料金もそこまで高くないのかもしれませんね。雑誌の読み放題機能も魅力的ですし、今回ピックアップした中では唯一グラビア・アダルトジャンルの動画の取り扱いがあるサービスでもあります。
対応機器や支払い方法の選択肢も多いので使い勝手が良いです。
パラビ
国内ドラマが好きな人には一押しのサービスです。ドラマのラインナップの多さで右に出るサービスはありません。
月額は1,017円と安くも高くもありませんが、だからこそ抵抗なく利用できるかもしれません。(安かろう悪かろうではありませんが・・・。)
1月に1枚レンタル作品に使えるチケットも貰えますし、ビジネス・日経関連番組の配信が豊富な唯一無二のサービスでもあります。
ただし無料トライアル期間は14日間と他より短いのでそこだけ注意!また、同時視聴は残念ながらできないので1人で楽しみたい人向けのサービスとなっています。
(番外編)dアニメストア
アニメを思う存分楽しみたいならdアニメストア一択です。
新作アニメからコアな作品まで基本的にはすべてが見放題。(一部有料作品あり)他ではまだ配信されていないアニメをいち早く見ることができますし、声優応援機能やコラボキャンペーンなどアニメファンには嬉しいコンテンツや機能も盛りだくさんです。
月額が440円(税込)と非常に安いので他のVODサービスとの掛け持ちもありかもしれませんね。
まとめ
スマートフォン、タブレット、パソコン・・・どれか1つあればいつでも手軽に動画視聴を楽しむことができるのがVODサービスです。
【自分にはこれがぴったり!】というものが見つかれば一番いいのですが、多少費用がかさんでも充実したVODライフを送りたい!という人はサービスの掛け持ちもありかもしれませんね。
どのサービスにも無料トライアル期間が設定されていて、もし合わないと感じれば期間中での退会もできるのでそうすれば支払いは0円・・・とローリスクです。
まずは公式サイトをチェックしてみること・そして気軽に無料トライアルに申し込んでみることをおすすめします。