テレビや雑誌などのメディア・またSNSなどでお気に入りのお店を見つけても、遠方だと実際に行くのはなかなか難しいですよね。このコロナ禍ではなおさらです。
そこで今人気となっているのが【お取り寄せ】
これなら日本全国どこに住んでいても家でゆっくりと美味しいグルメを楽しむことができます。
今回紹介するのはパンのサブスクリプション(定期便)サービス・【パンスク(PANSUKU)】です。
ちょっと贅沢したい朝に、休日に、はたまたティータイムに・・・いつもと「少し違う」こだわりのパンを味わってみませんか?各地の人気ベーカリーのパンやご当地食材が使われたパンが届くので、家にいながら国内旅行気分を味わうこともできます。
パンスクってどんなサービス?
【おいしいパンを旅しよう】―パンスク公式サイトより
パンスクは一言で言うと「パンの定期便」で、自分で選んだサイクルに沿って全国の提携ベーカリーから自慢のパンが届くサービスです。
「パンとの出会い」をコンセプトにしているため、自分でベーカリーやパンの種類を指定することはできません。
届いてみるまで中身はわからない(お楽しみ)というのが普通の通販との違いです。福袋のようなイメージですね。
ちなみにパンは日持ちするように冷凍された状態:クール便で届きます。
パンスクのサービスがスタートしたのは2020年のこと。
発足から1年以上が経ち、パンの定期便を利用している会員数は6,000人強まで増えています。(2021年5月現在。)次のようなメディアで紹介されたことから今後も会員数は徐々に増えていくのではないでしょうか。
- Nスタ
- がっちりマンデー!!
- 王様のブランチ
- Jチャン
- VOGUE
- an・an
- BAILA
どんなパンが届くの?【取り扱い商品】
種類で言うと食パン・フランスパンなどのオーソドックスなパンからお腹も心も満たされる総菜パン、甘さが嬉しいスイーツ系のパンまで。
各ベーカリーがチョイスした焼きたてのパンをチョイスして冷凍→箱詰めし、そのまま自宅まで届けてくれます。
どのくらいの個数が届くかというと1回につき6~10個。家族が多いと少ないようにも感じますが、ボリューム感があるパンが多いので切り分けてのシェアも楽しむことができます。
パンスクのパンの賞味期限は出荷日より約1カ月間となっていて、冷凍庫さえあれば1カ月間保存することができます。
食べるときにはオーブンやトースターで温めればOKですが、パンによって温め方が違うので公式サイトをチェックすると安心です。
温め方を知るためのページに入る手順は次の通りです。
- STEP1公式サイトにログイン
- STEP2右上「menu」から【お届け一覧】を選択
- STEP3焼き直し方を知りたいパンが届いた店舗を選択
- STEP4パンを選択で詳細が表示される
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パンは1つ1つ個別に包装されていて、全てのパンの包装に原材料・アレルギー成分(27品目)・添加物・カロリーの表示がされています。
また、出荷日以降であれば公式サイトのマイページから成分表示を確認することもできます。
知っている人も多いかもしれませんが、「冷凍」というのはパンの保存に最も適した方法です。パンは焼きあがってから時間が経過するにつれ水分が蒸発して乾燥し固くなり、小麦粉の中に含まれるデンプンの糊化度が下がることで香りや旨味も減ってしまいます。
冷蔵庫でパンを保存していたら密封が不完全でパサパサに・・・ということはありがちですよね。
冷凍保存ならそういう状態になる前に水分も旨味も閉じ込めて劣化を防ぐことができるので食べるときになっても鮮度が保たれている・・・というわけです。
衛生面・安全性について
現物を直接自分の目で確かめて購入できるわけではないので、気になるのは衛生面・安全面です。きちんと問題や心配が無いものが届くのでしょうか?
まず衛生面についてですが、ベーカリーで冷凍→箱詰めされていることを考えると「冷凍」という1手順が増えただけなので店頭販売下での管理と変わり無いと言えます。
というより、店頭に出る(大勢のお客さんが訪れる空間に出ている)時間が少ない分店頭販売より安全かもしれません。
昔に比べ食品衛生に対して厳しくなった今、どこのパン屋さんでも細心の注意を払って製造・販売をしているので過剰に心配をする必要は無いでしょう。
また、パンはしっかり密閉された箱に入ってかつ1つ1つ個別包装された状態で届き、全て日本国内のベーカリーで製造された商品となっています。輸入品はありません。
さて、気を付けなければいけないのはアレルギーについてです。パンスクのパンのほとんどは通常の小麦粉を使用したパンで、グルテンフリーの米粉パンなどは少ないです。
例えば「りんごアレルギーがあるから、りんごを使ったパンは届けないで欲しい」といった個別の要望は受け付けてもらえません。
そもそもパンを自分で選ぶことができない点から考えても何らかの食品アレルギーを持っている人には不向きなサービスとなっています。
保証について/カスタマーサポートセンター
パンスクはおまかせ型のサブスクリプションサービスで、かつ食品という性質から言っても次のような自己都合による返品・交換は受け付けてもらえません。
- 好みではないパンが入っていた
- 食パンが多いから総菜パンが多い箱と取り換えて欲しい
さて、この項でお話しするのは万が一の不備があった場合の保証についてです。「万が一」としては次のようなケースが挙げられます。
- 外箱の損傷
- パンへの異物混入(髪の毛など)
- 欠品(パンの個数が明らかに足りない)
- 冷凍便のはずなのに明らかに溶けている
こういったトラブルがあった場合にはすぐにカスタマーサポートへ連絡しましょう。返金対応などをしてもらえる可能性があります。
便利なのはメールで、公式サイトでは次の情報を添えてメールを送るようにアナウンスがありました。
- 氏名・連絡先
- 品物の状態についての説明
- 状況がわかる写真←面倒ですが必要です。パンは捨てずに取っておきましょう。
パンスクカスタマーサポート
電話番号 : 0800-080-4474
メールアドレス : support@pansuku.com
【営業時間:平日10:00~17:00】
料金と支払い方法
パンスクは自分で選ぶことができる「お届け間隔」によって利用料金が変わってくるサービスです。「お届け間隔」は「プラン」のようなものと考えてもらうといいでしょう。
このサイクルは次の3つから選ぶことができます。
- 2週間おき
- 1ヶ月おき
- 2ヶ月おき
パンスクは厳密には月額料金制ではなく、【1回につき○円】というシステムです。
いくらかかるかというと1回の注文につき3,990円(税込)で、内訳は次のようになっています。
商品代金・・・2,900円
送料・・・・・780円←全国一律
この2つ+税で3,990円(税込)
ちなみに送料には「パンの旅費」というかわいい名前が付けられています。
パンスクの料金の支払い方法はクレジットカード払いのみとなっていて、対応カードは次の通りです。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- Diners club
- DISCOVER
割引キャンペーンやクーポンコードの有無
さて、運送費や冷凍・箱詰め処理にコストが掛かっていることを差し引いてもパンスクの利用料金は正直高いです。
毎回とはいかなくても初回注文のときに少しでも安く済ませることができる方法があれば「試してみる」ときのハードルが低くなりますよね。
割引キャンペーンやクーポンコードについて調べてみたところ、次の2つが見つかりました。
初回限定1,000円offクーポン
1人につき1回・初回注文のときにのみ利用できるクーポンです。公式サイトでアナウンスされているわけではないのですが、次のようなTwitter投稿が見つかりました。
このクーポンコードを入会時の情報登録画面で入力すれば「初回注文のみ」1,000円offになります。
ただしいつまで有効なのかは不明なので、気になったら早めに使ってみるのがいいかと思います。
メゾンエイブル 会員割引
「メゾンエイブル」とは何かというと、「ひとり暮らしの女性を応援するためのライフスタイルサポートサービス」・・・要は美容系・フード系・習い事系など様々なクーポンが集まっているサービスサイトです。
ここに入会してサービス一覧からパンスクを選択するとパンスクの入会時に使えるクーポンコードを受け取ることができます。
使い方は初回限定1,000円offクーポンと同じ・内容も「初回注文のみ1,000円off」と同じです。
申し込み(入会)方法
パンスクは会員登録制のサービスなので、「パンの定期便」を届けてもらうには会員登録が必要になります。
会員登録の仕方は次の通りです。
- STEP1パンスク公式サイトにアクセス
オレンジ色のリンクボタンから新規会員登録に進めます。
- STEP2メールアドレス・パスワードの設定
この設定時に利用規約も見ることができるので良く確認しておきましょう。
- STEP3プロフィール設定
名前・性別・年齢・住所・電話番号などの必要情報を入力して次に進みます。
- STEP4支払い情報の入力
案内に沿ってまずは「お届け間隔」を選び、
その次に支払い用のクレジットカード情報の登録をします。
クーポンコードの入力欄もあるので、もし持っていれば入力すると割引が適用されます。
- STEP5会員登録完了
これで登録手続きはすべて完了・登録したメールアドレス宛にメールが届きます。あとは初回のパンが届くのを待っていればOK。
ただしすぐに届くわけではなく、初回は会員登録(注文)時から2週間前後みておいたほうがいいです。(2回目以降の注文からは指定したサイクルに沿って届きます。)
生ものでは無いのでもし不在で受け取れなかった場合にも再配達してもらえば問題は無いのですが、気になる場合は次の手順で配達日時指定をするといいでしょう。
- STEP1マイページにログイン
- STEP2【これからのお届け】の中から出荷日を変更したい「お届け」を選択
- STEP3【お届け日時を指定する】を選択
- STEP4案内に沿って希望日時を指定して完了
パンの「プレゼント」について
パンスクから美味しいパンが届いたら「友達や離れて暮らしている家族と共有したい!」と思うこともあるかもしれません。
パン好きの人へのサプライズにも使えるのがプレゼント機能で、贈る相手がパンスクに登録していなくても送ることが可能です。
送ることができるのは1度でも届いたことがある店舗からのパンスク(BOX)限定で、プレゼントの手順は次のようになっています。
- STEP1公式サイトにログイン
- STEP2右上「menu」から【プレゼント】を選択
- STEP3プレゼントする店舗を選択
- STEP4パンの出荷日を選択
パンの出荷が可能な日には「〇」が付いています。届けたい日の1~3日前を選択し、「お届け可能日」に希望日時が含まれていればOKです。
- STEP5届け先の設定
始めてプレゼントする相手であれば案内に沿って住所と宛名を入力します。2回目以降の場合は履歴が表示され、そこから選択できるようになります。
- STEP6メッセージの入力/入力内容の確認
相手に届けたいメッセージがあれば入力し、終わったら今までの入力内容に間違いが無いかを確認します。
- STEP7【プレゼントする】をタップ
これでプレゼントの手続きは完了で、相手にURLを送って配達状況やメッセージを伝える(共有)ことができるようになります。
「リピ買い」について
お気に入りのパンが見つかった(届いた)場合、「美味しかったからまた食べたいな」と思うのが自然だと思います。
そんなときに活躍するのがパン屋を指定できるリピ買い機能で、無料で利用できます。
ただし指定ができるのは届いたことがある店舗のみです。
リピ買いは次の手順で行います。
- STEP1公式サイトにログイン
- STEP2右上「menu」から【リピ買い】を選択
- STEP3一覧から希望のパン屋を指定・選択
- STEP4希望出荷日・お届け日を選択
- STEP5注文完了
ベーカリーへの「メッセージ」について
パンスクではパンを作って送ってくれた各地のベーカリーにメッセージを送ることができます。メッセージを送れば何か割引がされるとかそういうことでは無いのですが、届いたパンの感想や造り手への感謝を伝える手段として人気の機能のようです。
メッセージを送ることができるのは実際に届いたことがあるパンの製造元のみですが、回数に制限は無く何度でも送ることができます。
メッセージを送る手順は次のようになっています。
- STEP1公式サイトにログイン
- STEP2ホーム右上「menu」から【お届け一覧】を選択
- STEP3メッセージを送りたい店舗を選択
選択するとメッセージ(文章)の入力ができるようになります。
- STEP4【メッセージを送る】をタップすると送信完了
企業情報
パンスクのサービスの企画・運営をしているのはこんな会社です。
企業名 | 株式会社パンフォーユー |
設立 | 2017年1月 |
所在地 | 【本社】
群馬県桐生市本町五丁目368番9号 【東京支店】 東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル2F |
事業内容 | ・パンのサブスク「パンスク」事業
・パンフォーユー事業 ・ゴーストベーカリー ・パンフォーユーBiz |
【新しいパン経済圏を作り、地域経済に貢献する】-パンフォーユー公式サイトより
パンスクの「パン定期便」のサービスの運営をしているのはIT企業としての側面も持つ「株式会社パンフォーユー」で、全ての事業がパン作りに関連しています。
パンスク以外にはどんな事業を行っているかというと・・・
パンフォーユー事業
「パンフォーユーオフイス」
パンスクのオフイス版。パンスクと同じようにオフイスにパンが届く。社内食堂やカフェテリアでの活用例多数。
ゴーストベーカリー
パン屋を出店してみたい人向けのサービス。冷凍パンを仕入れて解凍して売る・・・というシステムで管理も販売も簡単。
パンフォーユーBiz
スーパーや飲食店、自社ブランド向けのOEMプラットフォーム。冷凍ノウハウやネットワークを活用し仕入れ管理・物流手配・パターン設計までをサポート。
・・・と、パンにまつわるユニークな事業を色々と行っています。
根本にあるビジョンは【地域のベーカリーが抱える色々な課題を冷凍技術とITで解決→消費者とパンをつなぐ】だそうで、「大丸東京店」などのデパートへの期間限定の出店なども行っています。
退会方法
パンスクには最低契約期間がありません。簡単にいうといつでも好きなときに退会ができるということです。
本当に好きなタイミングで大丈夫なのですが、既に出荷日の5日前を過ぎて発注が確定している商品はキャンセルができない(そのまま届いて料金も掛かる/キャンセルとなるのはその次の回から)ので注意が必要です。
これを防ぐには「これが最後」と決めてそのパンスクが届いた後の早い段階で退会手続きを行うのが良いと思います。
退会手続き自体はすぐに完了し、手順は次のようになっています。
- STEP1公式サイトにログイン
- STEP2ホーム右上「menu」から【アカウント】を選択
- STEP3表示画面を下にスクロールし【退会する】リンクをタップ
- STEP4退会理由の記入
回答は必須ですが、「料金が高い」など一言でOKです。
- STEP5【退会する】をタップ
これで退会手続きは完了で、登録していたメールアドレス宛に退会完了通知が届きます。
退会自体は上記のようにすぐにできるのですが、「しばらく休みたい」「今月は受け取りたくない」という場合にはスキップや休会がおすすめです。
スキップについて
パンスクでは スキップ=受取り日の変更 という扱いになっていて、自分で指定する再開日時以降に「お届け」が再開となります。スキップが向いているのはこんなケースです。
- 冷蔵庫内にスペースが無いので受け取りを少し遅らせたい
- 3ヶ月以内に再開を考えている
スキップの手順は次のようになっています。
- STEP1ログイン
- STEP2ホーム画面中央【これからのお届け】の中から受取日を変更したいものを選ぶ
- STEP3カレンダーから希望出荷日時を選ぶ
- STEP4【出荷日を変更する】をタップ
休会について
こちらは次のケースのように長期間受け取りを止めたい人におすすめです。
- 長期不在にするので利用自体が難しい
- 再開時期の目途がたっていない
休会の手順は次のようになっています。
- STEP1ログイン
- STEP2「menu」から【スケジュール】を選択
- STEP3【パンスク定期便をしばらくお休みする】をタップ
実際に使ってみた人の口コミ
パンスクは2020年にスタートした新しいサービスで、かつ有名企業が手掛けているというわけではないのでネットで検索してもまだまだ「口コミ」というものが見つかりにくいです。
しかしなんとかかき集めて実際に利用した人の声をいくつかピックアップしてみました。
〇良い口コミ
△微妙・・・という口コミ
届くパンは美味しいです。そこに不満はありません。(引用:サブスク)
出店されてるパン屋さんを貶めるつもりはないです。
使い勝手が悪いです。
知らないパン屋さんの商品に出会える楽しみはあるが、あまりにも待機時間が長い。どんなパンが届くのかは届くまでのお楽しみ…というコンセプトらしいが、この便利な言葉の裏に、在庫管理な事情が見え隠れするのも萎えます。
これなら自分で楽天なりを巡って選んだ方が早いし、価格にも納得できる。それか地元のパン屋さんを探して買ってみた方が嬉しい発見が多いです。
@tweetom2(引用:Twitter)
「地方の”良いもの”」を都会へ、っていうコンセプトは、パンに限らず使えそう。特にこのコロナの状況下だと。でも意外なのは、追い風のなかでも「パンスク」ユーザーは6000人しかいない点。定期購入が伸び悩み実店舗展開したのかも。認知獲得+味の実感が目的か
✕悪い口コミ
パンスクのメリット
口コミも紹介したところで、「パンスク」というサービスの強みを箇条書きで挙げてみます。
新たなパンとの「出会い」が楽しい
パンスクは「何が届くかわからない」からこそ旅行気分でワクワク感を楽しむサービスです。
行きつけのベーカリーではどうしても「いつも買うもの」が決まってしまいがちですが、パンスクなら自分では選ばないようなパンも届くので新たな発見があり飽きにくいです。
お気に入りのパン屋が見つかればリピ買いも可能なのでそれも楽しみの1つかと思います。
原材料名やカロリーがわかる
パン屋さんの店頭でパンを買った場合、細かい栄養成分まで知ることは難しいですよね。
パンスクから届くパンには1つ1つに個別の表示がされているので、子どもにはできるだけとらせたくない成分がある人やある程度の食事管理をしている人でも安心です。
また、個別包装をされて届くので衛生面でも安心です。
カンタンに楽しめる
パンスクのパンは全て独自の冷凍技術を使って美味しさごと冷凍された状態で届きます。
とはいえ解凍・温め直しの方法は簡単で、パンによって違いますが基本的には自然解凍→オーブンで温め直しという流れでOKです。
公式サイトや付属の説明書で解凍・温め直しの方法を確認できるので、調理技術は必要ありません。
退会・休会・スキップが自由
パン屋からの出荷日の5日前なら無駄な料金を掛けることなく、いつでも退会・休会・スキップができます。最低利用期間というのも設定されていません。
お試しプランこそありませんが、とりあえず1度試してみてダメだったら辞める・・・というのが縛り無く簡単にできるサービスがパンスクです。
また、お届けスパンの変更もいつでもできます。
周りの人と共有できる
プレゼント機能を利用すればパン好きの友達や離れて暮らす家族とも美味しさを共有できます。これはサブスクリプションサービスの新しい楽しみ方かもしれませんね。
また、お気に入りのベーカリーが見つかれば感想や応援メッセージを送ってみるというのも楽しみ方の1つかと思います。
パンスクのデメリット
もちろん良いことばかりではありません。パンスクの弱みも挙げてみます。
料金が高い
パンスクの受け取り1回に掛かる料金は税込み3,990円と、お世辞にも安いとは言えません。(パン屋さんで普通にパンを買えば、1つ300円として13個買うことができますがパンスクから届くのは6~10個。)
また、お試しプランというものは無く割引キャンペーンもあまり行われていません。そして支払い方法はクレジットカード払いのみです。
パンの種類は指定できない
初回注文ではベーカリーやパンの指定は一切できず、希望を伝える機能もありません。
2回目以降の注文であれば「リピ買い機能」を利用してベーカリーを指定することはできますが、いずれにしてもパンの種類まで指定することはできません。
拘りが強い人やアレルギー持ちの人は注意が必要です。返品や交換はできません。※アレルギー対応パンの取り扱いも無
届くまでに時間が掛かる
2回目以降の注文は自分で指定した「お届けスパン」に沿ったタイミングで届きますが、初回注文から自宅に届くまではだいたい2週間くらい掛かります。
生ものでは無く冷凍便なので例え受け取れなかったとしてもすぐにどうこうなるものではなく再配達してもらえばいいのですが、そもそも受け取りや日時のすり合わせ自体が面倒に感じる人もいるかもしれません。
焼きたてでは無い
サブスクという性質上例え他の食品であっても同じことなのですが、出来立てではありません。
パンスクでは美味しさと栄養素を閉じ込める独自の冷凍技術が使われていますが、焼きたてに比べるとそのレベルが少し落ちてしまうのは事実です。
カフェスタイルのベーカリーで出される焼き立てパンに慣れている人だと少し物足りなさを感じるかもしれません。
パンスクはこんな人におすすめ
パンスクをおすすめしたいのはとにかく【パンが好きな人】。
それが第一条件です。例えば1日1回はパンを食べる!という人や休日のモーニングはゆっくりパンを楽しむ!という人・・・【パンに馴染みが深い人】ならどんなお店のどんなパンが届くかわからないという性質も楽しむことができるでしょう。
普段パンを食べる頻度はそこまで高くないという人でも、届いてから約1カ月間は冷凍保存ができるので「食べきれないのでは?」という心配はそこまで必要無いかと思います。
一人暮らしの人や冷蔵庫のスペースに余裕を持たせておきたい人は1ヶ月に1回・2ヶ月に1回と長いスパンの「お届け」を選ぶといいかもしれません。
逆にパンスクのパンは写真で見るより実物のほうがボリュームがあるので、家族や友達とシェアするのも楽しそうですね。
逆にこんな人にはあまりおすすめできません。
パンスクはこんな人におすすめではない
まとめ
【おいしいパンを旅しよう】―
パンスクは自宅に居ながら各地のベーカリーの人気メニューを楽しむことができるパンのサブスクリプションサービスです。
パンが好きで今までよりもっと色々なパンに出会いたい!!という人はまずは1回試してみてはいかがでしょうか。
退会はいつでもできるのでリスクは特にありませんよ。
まずは公式サイトをチェックしてみることをおすすめします。
また、パンスクの公式Instagramもあるのでここから画像を見たほうがわかりやすいかもしれません。