【花のある暮らし】―・・・憧れる響きですが、「始めてみたいけれどちょっと大変そう・・・」そう思っている人はいませんか?自分で選ぶとなるとセンスが問われるし、それなりのスパンで買い足すとなると労力も掛かってきます。
なにしろすぐに枯らしてしまいそう(世話が大変そう)という人もいるかもしれません。鉢植えやプランターもいいのですが、手軽に楽しむことができるのはやっぱり花束(ブーケ)です。
水を入れた花瓶やフラワーベースに飾るだけでOKなので手間が掛からず、確かに長持ちはしないかもしれませんが短いスパンで色々なカラーや種類の花を楽しむことができるというのはメリットでもあります。
花のテイストが変われば気分やお部屋の雰囲気も変わってリフレッシュになりますよね。
ここのところ人気が出てきているのが、花の定期便サービス。
会員登録をすると定期的に花束を送ってきてくれるという手間要らずのサービスです。
今回はそんな花の定期便(フラワーサブスク)の中でも特におすすめのサービスを4つピックアップし、特徴や使い勝手・料金・メリット/デメリットなどについてまとめてみました。
サービス選びの手助けになれれば嬉しいです。
花の定期便サービスって何?
【花の定期便】は決められた月額料金を支払うことでサービスを受けることができるサブスクリプションサービスとして分類することができ、「花」ということから利用者は女性が多いですが、花屋に行かなくても済むという利便性や気軽さの面から男性の利用者も増えてきています。
サービスによって花が届く頻度や金額・ボリュームなどは様々ですが、共通点としては次のことが挙げられます。
- 会員登録制で、届くのは花束(ブーケ)
- あらかじめ設定されているいくつかのプランの中から好きなものを選ぶことができる
- 基本的に花のセレクトはサービス側で行われる
※中には花の色(カラー)だけは選べる、というサービスもありますが、花の種類の細かい指定はできないので拘りが強すぎない人・「どんなものが届くかな?」というワクワク感が楽しめる人向けのサービスとなっています。
また、これもサービスやプランによって違いますが次のようなものがセットになって届きます。
- 花束(ブーケ)
- 花の説明カード
- 使い切りの栄養剤
中には初回だけ花瓶が付いてくる・・・というサービスもあります。
コロナ禍でのいわゆる「ステイホーム需要」をきっかけに花の定期便(サブスク)サービスはテレビや雑誌などの各種メディアで取り上げられる機会も増えました。
18~59歳の男女を対象とした【LINEリサーチ調査】ではサービスの認知率は41%・1度でも使ったことがあるという人の割合は全体の4%という結果が出ました。(出展:PRTIMES)
まだできてから日が浅いジャンルのサービスなので利用経験者こそ少ないですが、サービスの増加と一緒に認知度も利用者数も上がっていくものと思われます。
花の定期便サービスの基本的な使い方
「花の定期便を頼んでみたい!」と思ったとき、もちろんサービスによって細かい部分は異なるのですが大まかには次の手順を踏むことになります。
会員登録
花の定期便はサブスクリプションサービス(=定額料金制サービス)のうちの1つです。性質上、サービスを受けるには会員登録が必須となります。
まずは住所や連絡先などの必要情報を入力→支払い方法とプランを選択し、初回注文に進むことになります。
アイテムの注文
会員登録を済ませたらそのまま続けて初回の定期便の注文に進むことができます。
このときに会員登録完了メールが届くので、配送予定日時や注文内容の確認用・万が一のときのため用にも削除せずにとっておくと安心です。(マイページにもお届け履歴や配送状況が反映されます。)
また、サービスによっては受け取り日時が指定できる場合もあるので「なかなか受け取れずにしおれてしまった・・・」ということが無いためにも確実に受け取れる日時を設定しましょう。
到着(受け取り)
初回の定期便が届くまでの日数はサービスによってほんとうにバラバラなのですが、強いて平均を出すとしたら3日~1週間程度かと思います。
この間は待っているだけでOKですが、不安な場合には公式サイトのマイページなどから配送状況を確認しましょう。
遅延などがある場合には表示がされます。
花束は「生もの」「傷みやすい」という性質上、対面での受け取りになることが多いです。自分で選べるようなら受け取りやすい日時を指定しましょう。
2回目以降の配送
2回目以降も注文~受け取りという流れは同じです。
次回の発送準備が整うとお知らせメールが届くので、受取日や花の色(都度指定できるサービスの場合)など変更したい事柄がある場合にはそれぞれのサービスに設定されている基準日までに忘れずに連絡をするようにしましょう。(マイページから変更できるという場合も多いです。)
トラブル時の対応について
- 届いた花が枯れていた・しおれていた・折れていた
- 梱包に破損や汚れがあった
このようなトラブルはそうそうあるものではありませんが、絶対に無いとは言えません。運悪くかち当たってしまった場合にはどうすればいいかというと、早めにサービスの提供元に連絡をすることが大切です。
花の定期便には基本的に補償サービスが付いているので、申し出ることで返金や交換をしてもらうことができます。(交換はしてくれるけれど返金には対応していないというサービスもあります。事前にチェックしておきましょう)
ただし何でもかんでも返金や交換対応をしてくれるわけではありません。ほとんどの場合、次のような条件が設定されています。
- 商品の到着から〇日以内に連絡(〇日、はサービスによって違う)
- 商品の状態がわかるような写真を送ることが必須
証拠としてメールに状況がわかる写真を添付して送るという対応になることが多いので、勢いで届いた花を捨ててしまうようなことが無いようにしましょう。
また、花は「生もの」なので日が経つと状態が変化してきます。「〇日以内」という条件から外れてしまわないためにも早めに連絡をしたほうがいいでしょう。
「思っていたのと違った」「色が好きじゃない」などの自己都合による返金・交換は受け付けてもらえません。
花束(切り花)を長持ちさせる方法
選ぶサービスやプランによって花が届く頻度(スパン)は変わってきますが、花の定期便は決して「すごく安い」というものではありません。
確かに毎回違う花で気分と雰囲気を変えて楽しむサービスではありますが、だからといってあまりにも届いてすぐに枯れてしまったら損をした気分になるし、気分的に悲しいですよね。
【切り花がどのくらいもつか?】というのは季節によって変わってくるのですが、だいたい次の日数が目安と言われています。
夏:4~5日程度
冬:10~14日程度
春・秋:7~10日程度
※室温や日差しなどの影響によっても変わってくるので、あくまでもだいたいの目安です。
これを見ると(プランやお届け頻度の変更の自由が効くサービスなら)季節によって「お届け頻度」を調整してみるのもありかもしれません。
さて、ここで本題の花を長持ちさせる方法です。まず、届いた花は次の手順で飾るといいでしょう。
届いたら包装を取り外し、保水材を洗い流す
ゼリー、ラップなど方法は色々ですが花の元気が無くならないように保水がされた状態で届きます。まずは丁寧に保水材を洗い流すことからスタートです。
届いたらできるだけ早めに生ける準備に取り掛かるといいでしょう。そのためには受取日の設定も大事になってきます。
これを水揚げといい、花が水を吸いやすくするために大切な作業です。基本的には茎を水に浸けた状態で切れ味の良いハサミで斜めにカットするのがポイント。(これを水切りといいます。)
こうすることで道管(=茎の中にある水が通る管)がより水に触れやすくなり、花が水を吸う力がアップして長持ちに繋がります。
数回カットを繰り返すと花の丈は短くなってしまいますが、できれば毎日の水換えのときに水揚げも併せて行うのが理想です。
水切りだけではなんだか足りないみたい・・・という場合には水切り後に茎の半分程度まで水に浸けて花を立たせておく「深水(ふかみず)」という方法も効果的です。
切り花と一緒に使い切りの栄養剤(延命剤)が付いてくる場合も多いので、せっかくですから入れておくと安心です。
無ければ花屋さんやホームセンターなどで購入することができます。
また、巷で言われている次のようなものを水に混ぜるとこんな効果があります。
薄めた食器用洗剤
水の汚れを防ぐ・水を吸い上げやすくする
ハイターや10円玉
殺菌効果で水の腐敗を防ぐ
少量の砂糖
糖が花の栄養(エネルギー)になって蕾が咲きやすくなる。色艶がアップする。
次に大切なのが花の置き場所で、基本的には高温多湿を避けることができる場所が望ましいです。高温は花が早く咲ききってしまう原因となり、逆に多湿というのもそれはそれでカビや腐りの原因となります。
直射日光の当たる窓辺やエアコン・ストーブなどの冷暖房器具から出る風が当たる場所は避けることがポイントです。
水換えについて
寒い時期は1日おきでもいいのですが、できれば1年を通して毎日水換えをすることが望ましいとされています。
少なくとも水が変色したり濁ってきたりしたら取り換えるようにしましょう。茎のぬめりも雑菌やバクテリア繁殖の温床となるので専用の洗剤やスポンジなどを使ってしっかりと洗い流すことが大切です。
手入れについて
水換えと併せて次のようなお手入れも一緒に行うともっと花が長持ちします。理由と併せて紹介します。
枯れた葉や咲き終わった花の部分は取る
枯れた部分からは老化ホルモンの「エチレンガス」が発生します。これが他のまだ元気な部分にも回って全体の老化を早めてしまうわけです。
少し勿体なく思うかもしれませんが思い切って取り除いたほうが長もちしますし、雑菌やバクテリアの繁殖阻止にも繋がります。
花粉を取る
花は受粉を終えた時点でその役目も終わりとなるためにあとは枯れるのみとなってしまいます。
面倒でなければこまめに取り除くことをおすすめします。
ギフトサービスについて
花の定期便は自分で楽しむのがスタンダードですが、中には花好きな家族や友達・恋人・お世話になった人にプレゼントをしたいという人もいるかと思います。
多くの花の定期便にはギフトサービスがあるので、プレゼント用としての利用もOKです。ギフトには大きく分けて次の2種類があります。
定期便ギフト
自分に届く「花の定期便」のギフト版で、基本的には贈りたい相手の自宅に届きます。だいたいは3ヶ月・6ヶ月・・・と期間が選べるようになっているのでその期間中は毎月花束が届くことになります。
普段から花を飾る習慣がある人・昔から花が好きだというような人のプレゼントにおすすめです。
中には父の日・母の日・敬老の日などのイベントをスタート日とした定期便サービスもあります。
単発ギフト
多くの花の定期便では姉妹サービスとしてネットショッピング(通販)も併せてすることができます。メニューから【ギフト】を選んで見てみるとギフト用のブーケ一覧を見ることができます。
自分で花束の種類を指定でき、かつ特別感も出すことができるので誕生日・記念日などの特別な日用としておすすめです。
オフィスでの利用
会社のロビーやデスクに花が飾ってあると忙しい中での仕事の疲れも少し癒される気がしますよね。花の定期便は自宅だけでなくオフィスでの利用もOKです。
基本的には届け先としてオフィスの住所を登録するだけで簡単に利用できますが、サービスによっては別途法人・オフィス向けのプランを展開していることもあるので興味があればチェックしてみてもいいかもしれません。
あらかじめオフィスでの利用を想定して組まれているプランのほうが領収書の発行もしてもらいやすいです。
おすすめの花の定期便4選
冒頭で花の定期便サービスもその利用者も増えてきている・・・というお話をしましたが、実際に現物を見て選ぶことができない・そして性質上無料お試しサービスがあるわけでもない分【どれを選べば正解か?】というのは少々難しいです。
人によって何を重要視するかという基準は違うと思うのですが、ここではたくさんある花の定期便サービスの中でも特に人気があり運営元がしっかりしているサービスを4つピックアップしました。
正統派サービス・個性的なサービスと両方あるので気になったら公式サイトをチェックしてみてください。(リンクから飛べるようになっています。)
※これ以降、記載されている料金は全て税込み価格となっています。
【自宅ポストに届く花の定期便】bloomee(ブルーミー)
- プレミアムプラン以外はポスト配送で受け取りが楽
- 住まいの近隣店舗から発送(提携生花店約200店舗)
- 「まずはお試し」向けの体験プランあり
【ときめきが続く、お花の定期便】―ブルーミー公式サイトより
ブルーミーはファッション誌やメディアへの紹介実績が多く、会員数は5万人を突破している人気の花の定期便で万人受けしやすいスタンダードなサービス内容を掲げています。
月額料金制ではなく都度払い制のシステムで、花の種類は完全に「おまかせ」。お届け頻度は毎週・隔週から好きなほうを選ぶことができます。
「お花のガイドブック」「栄養剤」が毎回一緒に届くのでお花のケアも簡単です。
そんなブルーミーの一番の特徴は「ポストに届く」ということ。(※プレミアムプランのみ対面受け取り)
しっかりと梱包・保水がされた状態で届くので自分ができる範囲で早くポストから取りさえすれば日時についてはそこまで心配する必要が無いので気が楽です。
ブルーミーには花の定期便サービスとしては珍しい公式クーポン(例:初回無料お届け)やアイテム購入・プレゼント購入に使えるポイントシステムがあるのもメリットです。
逆にデメリットとしては毎回送料が別途掛かること・解約時までに4カ月以上利用していないと違約金が掛かることが挙げられます。
ブルーミーはこんな人におすすめ!
支払い方法
クレジットカードのみ
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- Diners club
引き落とし日は花が届いた日の日曜日となります。
ブルーミーについてもう少し詳しく
プラン・月額 | 体験プラン :550円/回
レギュラープラン:880円/回 プレミアムプラン:1,320円/回 |
クーポン・ポイントの有無と利用可能目的 | 公式クーポンあり(初回お届け無料など)
アイテムやギフト購入に使えるポイントが貯まる |
届く頻度 | 各プラン毎週または隔週から選べる |
送料 | 体験プラン :275円/回
レギュラープラン:385円/回 プレミアムプラン:550円/回 |
届くまでの日数 | 5日~7日 |
花の選び方 | 完全おまかせ |
花の本数 | 体験プラン :3本以上
レギュラープラン:4本以上 プレミアムプラン:5本以上 |
配送方法 | 宅配便
プレミアムプランのみ宅配便手渡し |
付属品 | ガイドブック・栄養剤 |
補償 | あり(交換) |
一時休会・スキップ機能の有無 | なし/あり |
プラン変更の方法 | マイページから |
解約に関する制限 | 登録から4カ月以上利用しないと違約金
(月額料金分) |
配送可能地域 | 北海道・本州・四国・沖縄
離島は未対応 |
【自分で花の色やボリュームを選べる】HitoHana(ヒトハナ)
- 花のカラーやボリュームを自分で選べる
- 随時マイページからのプラン変更が可能
- 併せて通販も楽しめる
【わたしの好きが届く暮らし、はじまる。】―ヒトハナ公式サイトより
ヒトハナの登録会員数は驚異の10万人超え、花の種類は「おまかせ」としているサービスが多い中で毎回好きなカラー(花の色み)を選ぶことができる珍しいサービスです。
こちらも月額料金制ではなく受け取りごとに料金が掛かる都度払い制で、お届け頻度は毎週・2週に1度・月に1度から選ぶことができます。
また花のボリュームも6段階から選ぶことができ(最少が5~8本、最多が19~22本)、お届け頻度と併せて「プラン」として扱われています。(プラン変更は受け取り予定日の3日前までならマイページからいつでも簡単にできます。)
ちなみに届く花の中から1種をピックアップ説明した「お花の紹介カード」と使い切りの栄養剤が一緒に届くので手入れについてもばっちりです。
ヒトハナの運営元は元々大規模な植物通販サイトであり、花束やフラワーアレンジメント・フラワーベースや鉢カバーなどの関連アイテムまで豊富な品揃えがあるので併せて通販を楽しむことができるのも特徴兼メリットです。
逆にデメリットとしては必ず対面での受け取りが必要なこと・公式サイトに書かれている情報が少なく実態が掴みにくいことが挙げられます。
ヒトハナはこんな人におすすめ!
支払い方法
クレジットカードのみ
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- Diners club
ヒトハナについてもう少し詳しく
プラン・月額 | ※花の本数で算定/回
◆5~8本 ・・・1,650円 ◆8~10本・・・2,200円 ここまでが ◆9~13本・・・2,750円 花丈25センチ ◆11~14本・・3,300円 この3つは ◆14~18本・・4,400円 花丈35センチ ◆19~22本・・5,500円 |
クーポン・ポイントの有無と利用可能目的 | なし/なし |
届く頻度 | 毎週・2週に1度・月に1度から選べる |
送料 | 利用料金に含まれている |
届くまでの日数 | 4~6日 |
花の選び方 | カラーは選べるが種類指定は不可 |
花の本数 | 「プラン」参照 |
配送方法 | 全プラン宅配便 |
付属品 | 花の紹介カード・栄養剤 |
補償 | あり(交換) |
一時休会・スキップ機能の有無 | なし/あり |
プラン変更の方法 | マイページから |
解約に関する制限 | なし |
配送可能地域 | 全国
※離島は要相談 |
【3つの個性的なプラン】LIFULL FLOWER(ライフルフラワー)
- 「スタンダードプラン」なら専用ボックスがそのまま花瓶に!
- ギフトサービスが充実
- サンリオの人気キャラ「マイメロディ」とのコラボ企画あり
【毎月届く季節の花の定期便】―ライフルフラワー公式サイトより
ライフルフラワーは花の選定は「おまかせ」ながらも3つのプランが用意されています。それぞれ使う人に合わせてマッチするように設定されているのが特徴で、受け取り回数は毎週~月1回とプランによって異なります。
- 専用ボックスに入って届き、蓋を開けるだけでそのまま花瓶になるスタンダードプラン
一番人気。エコゼリー入りなので水替えも不要。
- ポスト便で届いてお財布に優しいライトプラン
- 切花のみが届くセルフアレンジプラン
このようにプラン選びを通じてその人のライフスタイルに応じて最適な方法にアクセスすることができます。
ちなみにそれぞれ月額料金制ではなく受け取りごとに料金が掛かるかたちです。
ライフルフラワーには他のサービスでは珍しい人気キャラクターとのコラボプランもあります。それはサンリオの「マイメロディ」とのコラボプランで、オリジナルラッピングに包まれオリジナルグッズも一緒に届きます。マイメロディファンにはたまらないのではないでしょうか。
手軽にフラワーライフを楽しむことができるライフルフラワーですが、デメリットもあります。
それはプラン変更をしたい場合には一度解約をして登録をし直す必要がある点・到着日は基本的に土日で他の曜日は指定できないという点です。
ライフルフラワーはこんな人におすすめ!
支払い方法
クレジットカードのみ
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- Diners club
ライフルフラワーについてもう少し詳しく
プラン・月額 | ライトプラン :550円/回
スタンダードプラン:880円/回 セルフアレンジプラン:1,320円/回 |
クーポン・ポイントの有無と利用可能目的 | なし/なし |
届く頻度 | ライトプラン :月2回OR毎週
スタンダードプラン:月1回OR月2回 セルフアレンジプラン:月1回OR月2回 |
送料 | ライトプランは無料
スタンダードプラン・セルフアレンジプランも基本無料だが北海道・東北の一部・西日本は別途200~500円 |
届くまでの日数 | 初回は注文翌週の土曜または日曜 |
花の選び方 | 完全おまかせ |
花の本数 | ライトプラン :3~4本
スタンダードプラン:7~8本 セルフアレンジプラン Sサイズ:6~8本 Lサイズ:10~12本 |
配送方法 | ライトプランはポスト便
レギュラープラン・セルフアレンジプラン は宅配便 |
付属品 | 説明書・栄養剤
※スタンダードプランには栄養剤なし |
補償 | あり(交換または返金) |
一時休会・スキップ機能の有無 | なし/あり |
プラン変更の方法 | 一度解約→会員登録し直し |
解約に関する制限 | なし |
配送可能地域 | 沖縄・離島を除く全国 |
【月刊誌と一緒に届く花の定期便】LIFFT(リフト)
- 全プランに毎回花の情報誌「ジャーナル」がついてくる
- デザイン性に自信あり・スタイリッシュな雰囲気
- 珍しい「コーヒー豆セットプラン」あり
【飾るだけじゃない、花の定期便】―リフト公式サイトより
リフトは花の定期便としては珍しい完全月額制のサービスで、花の種類は自分では選べないながらもデザイン性の高さがセールスポイントです。
3つあるプランの全てに花の情報誌「ジャーナル」が付いてくることが一番の特徴で、これもお洒落なライフスタイル誌といった雰囲気になっています。
配送は全プラン月1回なので、月刊誌をイメージしてもらうといいかと思います。
また、花のサブスクでは唯一ここだけがやっているコーヒー豆付きのプランもあり、これを選ぶと毎回ブルーボトルコーヒーのコーヒー豆がセットになって届きます。
リフトのもうひとつの特徴兼メリットとしては花が新鮮ということが挙げられ、定期便サービスで使われる花は注文を受けてから提携農園で採花→包装されて届きます。
実際につぼみが少しほころびかけのような状態で届くことが多いようです。
逆にデメリットとしては配送回数が月1回指定ということ(切り花はもって2週間なので次が届くまでに空白期間が生まれてしまいます)・他のサービスでは付いてくる栄養剤が付いてこないということが挙げられます。
リフトはこんな人におすすめ!
支払い方法
クレジットカードのみ
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- Diners club
リフトについてもう少し詳しく
プラン・月額 | スタンダードプラン :3,300円/月
花瓶セットプラン :初月4,180円 翌月以降3,300円 コーヒー豆セットプラン:5,280円/月 |
クーポン・ポイントの有無と利用可能目的 | 基本なし/なし |
届く頻度 | 全プラン月1回 |
送料 | 月額料金に含まれている |
届くまでの日数 | 毎月20日までの申し込みで
翌月号から届く |
花の選び方 | 完全おまかせ |
花の本数 | ※全プラン共通
メイン花4本前後& 季節の草花5本前後 |
配送方法 | 全プラン宅配便 |
付属品 | 情報誌「ジャーナル」 |
補償 | あり(交換) |
一時休会・スキップ機能の有無 | なし/あり |
プラン変更の方法 | 一度解約→会員登録し直し |
解約に関する制限 | 毎月19日が期限 |
配送可能地域 | 全国(沖縄の離島を除く) |
花の定期便サービスの比較
文字の説明だけではイマイチわかりにくいので、一目で特徴がわかるように比較表を作ってみました。
※表示価格はすべて税込みです。
ブルーミー | ヒトハナ | ライフルフラワー | リフト | |
月額料金 | 体験プラン 550円/回
レギュラープラン 880円/回 プレミアムプラン1,320円/回 |
※花の本数で算定/回
◆5~8本 1,650円 ◆8~10本 2,200円 ◆9~13本 2,750円 ◆11~14本 3,300円 ◆14~18本 4,400円 ◆19~22本 5,500円 |
ライトプラン 550円/回
スタンダードプラン880円/回 セルフアレンジプラン1,320円/回 |
スタンダードプラン
3,300円/月 花瓶セットプラン 初月4,180円 翌月以降3,300円 コーヒー豆セットプラン 5,280円/月 |
支払い方法 | クレカのみ | クレカのみ | クレカのみ | クレカのみ |
送料 | 体験プラン 275円/回
レギュラープラン385円/回 プレミアムプラン 550円/回 |
無料 | ライトプランは無料
スタンダードプラン・セルフアレンジプランも基本無料だが北海道・東北の一部・西日本は別途200~500円 |
無料 |
配送可能地域 | 北海道・本州・
四国・沖縄 ※離島は未対応 |
全国
※離島は要相談 |
沖縄・離島を
除く全国 |
全国
(沖縄の離島を除く) |
お届け頻度 | 各プラン
毎週または隔週から選べる |
毎週・2週に1度・月に1度から選べる | ライトプラン 月2回OR毎週
スタンダードプラン 月1回OR月2回 セルフアレンジプラン 月1回OR月2回 |
全プラン
月1回 |
届くまでの日数 | 5~7日 | 4~6日 | 初回は注文翌週の土または日 | 毎月20日までの申し込みで
翌月号から届く |
花の本数 | 体験プラン
3本以上 レギュラープラン 4本以上 プレミアムプラン 5本以上 |
「月額料金」
参照/回 |
ライトプラン
3~4本 スタンダードプラン 7~8本 セルフアレンジプラン Sサイズ:6~8本 Lサイズ:10~12本 |
※全プラン共通
メイン花4本前後& 季節の草花5本前後 |
補償制度 | あり(交換) | あり(交換) | あり
(交換または返金) |
あり(交換) |
割引キャンペーン | あり
(初回お届け無料 など) |
なし | なし | なし |
ポイント利用 | 可
(通販のみ) |
不可 | 不可 | 不可 |
ギフトサービス | あり | あり | あり | あり |
系統 | スタンダード | カラフル | スタンダード | スタイリッシュ |
特徴 | ポスト便で届く
体験プランあり |
自分で色選べる
通販充実 |
そのまま飾れるスタンダードプラン
マイメロディコラボプラン |
情報誌
「ジャーナル」 デザイン性高い |
プラスポイントはピンク字、マイナスポイントは青字になっています。花の定期便サービスの選び方のポイントと併せて「自分は何を重要視するか?」を考えてサービス選びに繋げてみてください。
花の定期便サービスの選び方のポイント
ここまで総合的に【花の定期便サービス】に関する話をしてきて上ではおすすすめのサービスも紹介しましたが、初めて花の定期便を使う場合には選び方がイマイチわからない・・・という場合もあるかと思います。
次のようなポイントを考えながら選ぶことをおすすめします。
プラン内容
(例)
- これから始めたい人向けの花瓶付きプラン(2回目以降は通常プランに自動変更)
- 受け取りに気を遣わないポスト便プラン
- 自分で花の色を選べるプラン
長く続けるために最重要視したいのはやはり「サービス内容」です。
各サービスの公式サイトの上部で各プランが紹介されているので、まずは「自分は何を求めるのか?」を考えながらチェックしてみることをおすすめします。
デザインが好みかどうか
花はいわばインテリアなので、見た目が好みかどうかも非常に大事なポイントとなります。
サービスによってやはり流行を追う系、キュート系、スタイリッシュ系・・・とブーケのデザインにある程度の傾向があるので、公式サイトや公式SNSの写真を見てみて直感で自分が「お洒落!」「綺麗!」と思うサービスを選んだほうがいいです。
TwitterやInstagramで実際に使ってみた人の声をハッシュタグ検索してみるのもありです。結構実際の商品画像が出てきます。
月額料金に納得がいくかどうか
花の定期便サービスはサービスによる利用料金の開きはそんなに大きくありません。
でも同じサービス内でも選ぶプランによって値段が2倍・3倍・・・と変わってくるのは普通です。
花の定期便サービスには割引サービスやキャンペーンが少ないので、ある程度の期間続けることを想定して記載されている料金(毎月の支払い)が負担にならないかどうかを考えることもとても大切です。
花の定期便サービスの5つのメリット
花の定期便を使うことで得られるメリットには次のようなものがあります。
とにかく「手軽」に利用できる
一番のメリットは「手軽さ」です。自分で花を買いに行く必要も選ぶ必要もありません。
サービスによっては受け取りが楽なポスト便サービスやドアノブ配達サービスも使えます。
「全て自分で」となると続かないことも多いものですが、利用を続ける限り待っていれば決まったスパンで花が届くので「面倒くさい」と感じることはほとんど無いでしょう。
予算やライフスタイルに合わせてサービスやプランを選ぶことができる
サービスによって違いますが、基本的に3種類くらいのプランが用意されていることがほとんどです。
もし途中でプラン変更をしたい、という場合もマイページやメールフォームから変更ができ、受け取りたくない回にはスキップもできるので予算や予定に合わせて受け取りを調整することも可能です。
センスや知識が身に着く
届いた花についての詳細情報は付属のカードやマイページから知ることができます。サービスによっては読み物がついてくる場合もあるので花が好きな人にとっては勉強にもなって一石二鳥です。
花が届いて「この組み合わせいいな」と思えば別途自分で花を用意→参考にしてブーケを作ってみたりフラワーアレンジメントに挑戦してみたり・・・と趣味にも繋げられそうです。
新しい発見があって気分転換になる
花の定期便サービスでは知らなかったような花や普段自分ではなかなか選ばないテイストの花とも出会うことができます。「自分で選ぶ」ということをすると「偏り」が出てしまいがちですが、相手側から提案されたものを「案外いいな」と思うことも良くあるものです。フローリストが選ぶので「微妙」ということはあまり無いと思いますし、提携農園から毎回新鮮な花が届きます。
使ってみて良ければギフトにもおすすめ
花の定期便サービスには自分用の「定期便」サービス以外にも人にプレゼントとして届けることができる「定期便」や特別な日向けのブーケが用意されています。
サービスを自分で使ってみてデザイン性が高いな、と感じれば人と共有してみるのもありですね。
自分の利用ついでにプレゼントの購入もできるというのは楽ですし、サービスによっては別途通販もあるので色々な使い方ができそうです。
花の定期便サービスの4つのデメリット
逆に花の定期便のデメリットとしては次のようなものがあります。
花の種類を自分で選ぶことはできない
色味は自分で選ぶことができる場合もありますが、「ダリアを入れて欲しい」「カーネーションは嫌」などの具体的な要望を反映してもらうことはできません。
花の選定はすべて向こうにお任せです。また、フラワーショップでは鉢植えやブーケ、アレンジメント、ドライフラワー・・・と色々な種類から選ぶことができますが花の定期便で扱われているのは基本的には切り花のみです。
すぐに届くわけではない
実際に(店頭で)目で見て選べばその日のうちに買って飾ることができますが、花の定期便の場合には通販と同じなので注文から到着までには3日~7日程度の日数が掛かります。
また、月イチなど届く頻度が少ないプランを選んだ場合にはそれが枯れてしまった後に次のものが届くまでの空白期間ができてしまう可能性があります。
料金が高い
送料や人件費のことも考えるとある程度は仕方ありませんが、店頭や通常の通販に比べて料金が高いことは間違いありません。
割引サービスの類はあまり見掛けず、ポイントが貯まる・・・ということもほとんどありません。
継続利用をすると「固定費」となるわけなので段々負担に感じてくる可能性があります。また、支払い方法はクレジットカードのみということが多いのも不便です。
花の定期便サービスはこんな人におすすめ
メリットとデメリットを踏まえて考えたときに花の定期便サービスをおすすめできるのはこんな人です。
一言で言うと手軽にインテリアとして花を楽しみたい人におすすめです。自分で花の種類を指定することはできない(どんなものが届くかはわからない)のですが、プラスに考えるとそれは届くのを毎回楽しみに待つことができる・部屋の雰囲気や気分を一新できて飽きが来づらいというメリットに繋がってきます。
「ワクワク感」こそが花の定期便の醍醐味で、花を選ぶのは専属のフローリストやフラワーコーディネーターなのでセンスについてはそれほど心配しなくて良いかと思います。
「自分では思いつかないような組み合わせ」「季節の花」「旬の花」を楽しむことができるというのがウリです。
そして何よりスマートフォン1つあればいつでも始めることができて毎回待っているだけでOKというのは大きいです。
逆にこんな人には正直あまりおすすめできません。
いずれかに当てはまる人はフラワーショップで実際に自分の目で見て花を選んだほうが料金も安く満足できるかと思います。
また、こだわりが強い人や上級者(フラワーアレンジメントや華道などを習っている・または普段からしている人)にとっては花の定期便は少し物足りないかもしれません。
◆ポストに届く花の定期便【bloomee(ブルーミー)】
◆自分で色やボリュームを選べる【HitoHana(ヒトハナ)】
◆専用BOXの蓋を開けるだけでそのまま飾れる【 LIFULL FLOWER(ライフルフラワー) 】
◆月刊誌付きの花の定期便【 LIFFT(リフト)】
このページの中の項目【おすすめ4選】や【比較表】の部分で詳しく解説しているので読んでみてください。
まとめ
手間を掛けずに季節の色々な種類の花を楽しむことができるのが花の定期便サービスです。
自分で花の種類を選ぶことはできないというのが玉に瑕ですが、【今回は何が届くかな?】というワクワク感がフラワーサブスクの醍醐味ともいえます。
また、「旅行に行くからなあ」「今回届く予定の花は好みじゃないなあ」というような場合にはどのサービスも配送スキップもできます。
月々の料金にさえ納得できればまずは気軽に申し込んでみるのがいいのではないでしょうか。
それでもまだちょっと不安・・・という人にはそれぞれのサービスの公式サイトや公式SNS(Twitter、Instagram、その他ブログなど)を見てみることをおすすめしています。
現物を見ることはできませんが、実際に届く商品の写真を見ることである程度の雰囲気は掴むことができるからです。
各サービスの個別ページから飛べるので併せてチェックしてみてくださいね。